戦闘のルール3:地形

▼地形
 戦闘の舞台となる場所の状況によっては、戦闘マップ上の各スクウェアに、何らかの特性を持たせたいという場合がある。
 その場合のルール(特殊スクウェア一覧)を以下に示す。なお、一つのスクウェアに、複数の特性を持たせることも可能である。

①.通常スクウェア……通常通りに進入できるスクウェア。

②.進入禁止スクウェア……進入できないスクウェア。このスクウェアには、何らかの特殊な処理を行わない限り、移動やスキル等の効果によって立ち入ることが出来ない。

③.進入困難スクウェア(X)……進入するのが困難なスクウェア。このスクウェアに進入する場合、さらに追加で[5×(X)]m、すなわち(X)スクウェア分の移動力が必要となる。基本的にはX=1で用いるとよい。
 例えば、移動力が23mで、移動可能スクウェアが5スクウェアの場合、下図の3-Cから3-Fに直進しようと(させようと)したとする。このとき、3-D,3-Eを進入困難スクウェア(1)とすると、3-Dに移動する為に2スクウェア分の移動力を消費し、さらにそこから3-Eに移動する為に2スクウェア分の移動力を消費する。3-Fは進入困難スクウェアではないため、3-Eから3-Fに移動するのは1スクウェア分の移動力でよく、この3スクウェア分の直進はぎりぎり可能だという事になる。
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④.離脱困難スクウェア(X)……離脱するのが困難なスクウェア。このスクウェアから異なるスクウェアに移動する場合、さらに追加で[5×(X)]m、すなわち(X)スクウェア分の移動力が必要となる。基本的にはX=1で用いるとよい。

⑤.遮蔽スクウェア(X)……何らかの、行動や感知等を阻害する物体が存在しているスクウェア。このスクウェアに居るキャラクターが判定を行う場合、その判定値に-[X]する。基本的にはX=3程度で用いるとよい。

⑥.高低差(X)……マイナス(下方向)Xレベルかプラス(上方向)Xレベルの、高低差が存在することを示すスクウェア。(特に指定のないスクウェアは0レベルである)。
・高いスクウェアから低いスクウェアに移動した場合、【運動】で[Y×5+10](Yは、元のスクウェアの高低差レベル-移動先の高低差レベルとする)を目標値とする判定(これを落下判定と呼ぶ)を行い、失敗した場合、[Y×10]のHPダメージを受ける。これは防御値で軽減することが出来ないが、ダメージ算出タイミングを発生させるので、ダメージ算出直前/直後のスキルを使用することが出来る。
 スキルによって移動を行った場合、スキルの使用者は、移動を行った者が、この処理を行うか否かを選択してもよい。
 また、高いスクウェアから、より低いスクウェアに何らかのアクションを行いたい場合、射程に関して、そのスクウェアまでの距離を-[自身の居るスクウェアのレベル×5-各スクウェアのレベル×5]mして計算することが出来る。
・低いスクウェアから高いスクウェアに移動する場合、[Z×5]m(Zは、移動先のスクウェアの高低差レベル-元のスクウェアの高低差レベルとする)の移動力が追加で必要となる。ただし、スキルによる移動の場合はそれを無視する。
 また、低いスクウェアから、より高いスクウェアに何らかのアクションを行いたい場合、そのスクウェアまでの距離を+[各スクウェアのレベル×5-自身の居るスクウェアのレベル×5]mして計算した上で、射程内に含まれている必要がある。

 例えば、下図の3-Cに居るキャラクターが、射程10mの射撃攻撃を行う場合、灰色で示されたスクウェアの高さが1レベルで、それ以外を0レベルとするならば、射程距離範囲は赤枠で囲まれたスクウェアとなる。3-Fは本来ならば15m離れているため射程が届かないが、自身が1レベル高い位置に居るために距離が5m分短く換算され、3-Fも射程距離内に入る。
 逆に、3-Fに居るキャララクターが、射程10mの射撃攻撃を行う場合、射程距離範囲は青枠で囲まれたスクウェアとなる。本来であれば3-Dは射程内に入るが、このスクウェアが1レベルであるため、距離が15mであるものとして扱われ、射程距離内に入らない。
move5.png
 対象が射程内にあるかを確かめる場合、対象(としたいキャラクターが居る)スクウェアから数えて、自身の居るスクウェアまでの距離を数えるとよい。(このとき、高さがプラスになる度に-5m、高さがマイナスになる度に+5mする。)

  • 最終更新:2018-03-21 21:51:30

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